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第7号
『運命の法則』

(飛鳥新社)2004年

「幸運の女神」と付き合うための15章
 多くの人は「運命」に翻弄されて人生を送っていく。その神秘に満ちた「運命」には、何らかの「法則性」がありそうだ!
 それに対して、「うん、そうかもしれないな」という人と、「そんなバカな!」と反発する人と、両方いるだろう。
 「そうかもしれない」と思った人の多くは、何か目に見えない大きなカのはたらきのようなものを経験したことがあり、その中にほのかな法則性のようなものを感じていたのではないだろうか。それをしっかりと確認すれば、今後の人生がより豊かで力強いものになっていくだろう。
 「そんなバカな!」と思った人は、おそらく、世界を理性と論理の視点のみでとらえている合理主義者で、「運命」などというあやふやなものに囚われず、自分の人生は自らの努力で切り拓くべきだ、と信じている人だろう。
 たしかに、一般的に、いまの世の中では、科学的にきちんと解明されていること、あるいは論理的にきちっと説明できることのみを「正しい」とし、それ以外を「迷信」としてバッサリと切り捨てる。
 したがって、「運命の法則」なるものに対して 「そんなバカな!」と思う人はきわめて多いだろう。
 本書の基本的なスタンスは、そのように一般常識で切り捨てられ、排除されたものの中から、ドキッとするような真実を拾い出し、皆の目にさらしていくところにある。
 私が発見してきた「運命の法則」を味わっていただき、人生の達人になるための道標として役立てていただければ幸いだ。